ミャンマー
ミャンマーが大変なことになっている。
僧侶たちが中心となって、軍事政権に反対するデモを開始したが、軍部の弾圧により、500人以上が拘束され、5人もの死者を出してしまったようだ。
なんと愚かな。
ミャンマーは開発の遅れた自然の国だ。
農民たちは水牛の背に揺られて田畑に向かい、湖の漁師たちは、小船に1人が乗り込んで片足で立ち、もう片方の足で櫓を漕ぐという、なんとも和やかなスタイルで漁をしている。
人々は、とても素朴でシャイだ。
仏教は、皆の心のよりどころであり、精神文化の中核をなしている。
そして、僧侶は尊敬され、親しまれている。
3年前にミャンマーを旅したとき、たくさんの寺院を訪ねた。
出会った僧侶たちは、皆、気さくで、たくさん話をしてくれた。
何の話か忘れたが、5・6人の僧侶と一緒に笑ったのを覚えている。
彼らと出会った僧院のいくつかは、もう軍部に破壊されてしまったかもしれない。
「命」を最も大切に考え、それを教えている彼らが、自らの命を投げ打ってまで訴えようとしている。
このままでは終わらないだろう。終わらせられないだろう。
この国で、もっとも尊いものとして守ってきたものを、軍部は今、壊そうとしている。自分たちの権力を失いたくないから。
ミャンマーを、日本と世界は、見捨ててはならないと思う。


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